文学界にかんする考察

日本社会に、強い潜在的影響を及ぼす文学界について、考察していきます。

AmazonのKindleストアに電子書籍を置いています〔著者名: 直塚万季〕。
最近、YouTube動画を始めました〔チャンネル名: MAKI NAOTSUKA(聴く文学エッセイはいかが?)〕
サイドバーに設置したリンク集からアクセスできます。

2023年4月25日 (火)
米国製造の新型コロナワクチンにDNAが混入していたという大変な疑惑。民法第90条に該当する新型コロナワクチン契約は無効のはず。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2023/04/post-dd4c3f.html

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Angelo EsslingerによるPixabayからの画像


カテゴリー「新型コロナ対策: イベルメクチン」記事一覧
https://elder.tea-nifty.com/blog/index_ivermectin_madame-n-blog.html

米国製造の新型コロナワクチンにDNAが混入していたという大変な疑惑が持ち上がっています。発見したのはケビン・マッカーナン (Kevin McKernan)博士です(論文 ※タイトル)。

※Sequencing of bivalent Moderna and Pfizer mRNA vaccines reveals nanogram to microgram quantities of expression vector dsDNA per dose

ちなみに日本はドイツ製造のものを採用しているそうです。

Trilliana 華@Trilliana_z
米国製造のコロナワクチンにDNAが混入していた事はどうやら事実ですが、日本が採用したドイツ製造のものは未確定。悲観も楽観もすべきでない段階ですが、被害の甚大さからしても、私達は早急な調査を求める一方で、打つのをやめさせる事。この重大事実発覚のタイミングで接種中止に持ち込む事です。
午後7:08 · 2023年4月19日

この疑惑について、高名な御二方――以前も紹介したことがあると思います――による緊急対談が行われ、華さんチームによって録画・スペース公開されました。このツイートにある「録音を再生」をクリックして聴くことができます。お聴きになってみてください。

  • 村上康文先生……東京理科大学名誉教授
  • 荒川央[ひろし]先生……京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) 、分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属

コロナワクチン最終章「終わりの始まり」。ゲノム解析をした研究者がDNAの混入を発見。しかも不可解すぎる内容。コロワク疑惑の最重要局面を語る両先生の緊急対談。拡散をお願いします!

スペース番組格納庫 by チーム華

緊急対談!村上康文先生と荒川央先生が語る【コロナワクチンDNA混入疑惑】

https://twitter.com/Trilliana_z/status/1647400216205864960?s=20

「録音を再生」56万 人がリスニング/リプレイ・4月15日・40:11

ゆきはる氏の全体編集による全編文字起こしはこちら

全編文字起こしの予備知識としてのその背景から、部分的に以下に引用させていただきます。

「このお話なんですが、アメリカのゲノム解析研究者であるKevin Mckernan氏がコロナワクチンのメッセンジャーRNAの品質チェックをしていた際に思いがけずDNAが混在していることを発見した、その発表に端を発します」

「ご存知のように製薬会社と政府の間には、接種目的以外のワクチン利用を許可しない約束事項があり、また、成分の調査も禁じられていたことから、これまでワクチンの品質検査すらできませんでした。食べ物でさえ表示義務があるのに、何が入っているか分からないものを私達は直接体内に入れてきたのです。そして今回初めて本格的なゲノム解析がされたわけですが、その内容に村上先生、荒川先生をはじめ、専門分野の先生方が大きな衝撃を受けておられるという状態です。

本日ご注意いただきたい大切なことは、この発見は極めて深刻であるものの、調査件数も不充分な上、論文前のごく初期の段階にあること。また、本日の対談は、両先生からワクチンの全面調査を求める提言であり、事実を断定するものではないということです。

Twitter上では結論を急ぐ意見も散見されますけれども、疑惑が発生したばかりの段階であり、それは少し拙速かと思います。
真相解明のために全ロットの解析調査を求める両先生方の姿勢こそがあるべき姿ではないでしょうか」

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前に、メッセンジャーが逆転写されると、それがゲノムに入る――mRNAからDNAが作られることを逆転写というそうです――という情報に接していましたが、DNAの混入疑惑について耳にしたのは初めてでした。

背筋が寒くなり、すぐに記事にしようと思いながら、なかなか書けませんでした。もしこれが事実だとするなら、大変なことをやってくれたなあ!と、素人のわたしですら事の重大さに色を失いました。

荒川先生のnoteに、DNA混入疑惑に関する記事が現時点で4本あります。

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RNAコロナワクチンにDNAが混入している?(2023年4月5日)
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n2b4f8555b103

記事より
「コロナウイルスのゲノムはRNAであり、RNAワクチンの遺伝情報もRNAです。ヒトのゲノムはDNAなので、ヒトゲノムにスパイクタンパクの遺伝子が取り込まれるためには、その遺伝情報がDNAである必要があります。私のブログでもRNAワクチンの逆転写については何度か取り上げてきました。しかし、コロナワクチンにスパイクタンパクDNAが含まれている場合には、ゲノムへの取り込みに逆転写すら必要条件ではなくなるのです」

「アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンのコロナワクチンはアデノウイルスベクターによるDNAワクチンです。アデノウイルスベクターは遺伝子治療などにも応用されていますが、ゲノムに取り込まれる事もあります。おそらくDNAワクチン接種者の中にはワクチンのDNAをゲノムに取り込み、恒久的にスパイクタンパク遺伝子を発現している人が既に存在しているでしょう。例えば、生まれつき欠損している遺伝子の機能を「補う」ために行われる遺伝子治療の場合には、その遺伝子がゲノムに取り込まれたとしても問題は限定的です。しかし、スパイクタンパクのような毒性の高い遺伝子では話は違ってきます」

「ファイザー、モデルナのRNAワクチンに含まれるRNAは、その鋳型となるDNAから転写して作られたものです。転写の鋳型となったDNAがRNAワクチンに混入しているのではないかという疑惑が現在持たれています。発端はMedicinal Genomics社のKevin Mckernan博士のブログ上での報告です。博士は二価コロナワクチンをディープシークエンシングした結果、ワクチンの中にプラスミドDNAの混入を発見しました」

「では、こうしたDNAの混入はコロナワクチン後遺症にどう影響し得るでしょうか?
ここから先は私自身の考察も含む内容になります。
リスク1) 免疫反応の過剰刺激
    ……(解説略、以下同)……
リスク2) 常在菌内でのDNA増幅
リスク3) DNAの核への移行
リスク4) スパイクタンパク遺伝子のゲノムへの取り込み
リスク5) ゲノムに取り込まれたスパイクタンパクが恒久的に発現する可能性
リスク6) ゲノムに取り込まれた位置によって様々な遺伝子との融合タンパクが作られる可能性
リスク7) ファイザーのコロナワクチンの相補鎖 (二重鎖DNAの反対側) に存在する未知の遺伝子を発現する可能性
リスク8) 癌」

新田剛先生への返答: RNAコロナワクチンへのDNA混入スキャンダルについて(2023年4月14日 )
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nfde06a8f138b

コロナワクチンDNA混入疑惑についての村上康文先生との緊急対談(2023年4月19日 )
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/nc66ec548c5fe

記事より
「【全編文字起こし】2023.4.15 緊急対談!村上康文先生と荒川央先生が語る【コロナワクチンDNA混入疑惑】
https://note.com/yukiharu2020/n/ncae7e091d34a?magazine_key=m1b9fcc54977a

混入ベクターDNA配列の見つけ方について: McKernan博士の生データ再解析(2023年4月23日 )
https://note.com/hiroshi_arakawa/n/n525d817b16d9

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コロナワクチンの接種を直ちに中止すべきだということが素人感覚でもわかりますが、以下の過去記事でもわかるように、それにはそれ以前の不合理な問題が立ちはだかっています。

2023年3月19日 (日)
厚労省がワクチン購入契約を不開示決定。EUで、モルヌピラビルが効果がないために不承認勧告。コオロギ食の危険性。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2023/03/post-d8a566.html

京都大学名誉教授の福島雅典医師らがワクチンの購入契約を開示するよう求めたことについて、厚労省は「公にすることにより、当該法人等の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがある」として不開示を決定したのです。製薬会社の儲けのために、国民の生命、健康を二の次にするという決定には開いた口が塞がりません。

前掲の緊急対談の背景説明にもあるように、製薬会社と政府の間には接種目的以外のワクチン利用を許可しない約束事項があり、成分の調査すら禁じられてきたわけです。

このような非常識な、不平等契約が政府と製薬会社との間に結ばれています。

このような契約は民法第90条公ノ秩序又ハ善良ノ風俗ニ反スル事項ヲ目的トスル法律行為ハ無効トス」に該当する契約です。無効のはずです。法曹界はなぜ沈黙しているのでしょうか?

河野太郎氏はワクチン接種推進担当大臣でした(※)。

※2021年1月18日に河野太郎行政改革担当大臣が口頭で指示された。 2022年4月1日の第2次岸田内閣においては内閣官房長官の松野博一が、辞令による担当として命じられた。(ウィキペディア日本語版

河野氏は、新型コロナワクチン後遺症の責任をとるという発言をしたことはない、自分は「運び屋」にすぎないなどとほざいています。そのような言い逃れが通用するとでも思っているのでしょうか?

運び屋・河野太郎氏は、新型コロナワクチンに対する専門家たちの懸念を「デマ」「陰謀論」と抹殺してきました。お金で釣って打たせてきました。

河野氏がワクチン接種推進担当大臣でなければ、日本人が世界一新型コロナワクチンを接種することはなかったでしょう!

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基幹ブログ「マダムNの覚書」に新型コロナ対策として、イベルメクチンを中心とした新型コロナ関連の記事をアップしています。雑多な内容の記事が多く、素人が収集した情報を未整理のまま挿入したものにすぎませんが、紹介しておきます。


カテゴリー「新型コロナ対策: イベルメクチン」記事一覧
https://elder.tea-nifty.com/blog/index_ivermectin_madame-n-blog.html


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2023年4月25日 (月) 更新

2023年4月25日 (火)
米国製造の新型コロナワクチンにDNAが混入していたという大変な疑惑。民法第90条に該当する新型コロナワクチン契約は無効のはず。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2023/04/post-dd4c3f.html

2023年3月19日 (日)
厚労省がワクチン購入契約を不開示決定。EUで、モルヌピラビルが効果がないために不承認勧告。コオロギ食の危険性。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2023/03/post-d8a566.html

2023年2月24日 (金)
Twitterスペース「福島京大名誉教授が国を提訴!その真意と今後のアクションプランとは」。捻挫している間に誕生日を迎え、翌日、市の長寿福祉課から(絶句)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2023/02/post-8c0031.html

2023年2月 5日 (日)
福島雅典 京都大学名誉教授らが原告となり、厚労省に対して東京地裁に情報公開請求などの訴えを提示。パブリックドメインの楽譜を無料でダウンロードできるサイト。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2023/02/post-2458ce.html

2023年1月23日 (月)
コロナから回復した女友達(イベルメクチン服用!)。循環器クリニック受診(胸部レントゲンで肺の影が無事消えていた)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2023/01/post-faef45.html

2022年12月24日 (土)
オーストラリアTGA(医薬品行政局)の検査によると、含有量を下回っているイベルメクチン商品があるとか。我が家に電子ピアノがやってきました。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/12/post-65db60.html

2022年11月30日 (水)
福島雅典先生、ご遺族のかた、宮沢孝幸准先生、池澤孝夫先生の義憤が拡散中です。イベルメクチンの服用で、健康診断の免疫年齢がどんどん若返ったASKAさん。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/11/post-d23b88.html

2022年11月20日 (日)
わたしたちはディープステートを崩壊させ、そして、国民による政府を取り戻します(トランプ前大統領の再出馬表明)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/11/post-1a2eca.html

2022年11月10日 (木)
本日夜8時〜9時30分、Twitterスペース「今こそ語ろう! イベルメクチンの真実」が開催されます
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/11/post-0c2169.html

2022年10月27日 (木)
欧州議会・新型コロナ公聴会でのファイザー社取締役の問題発言(契約を無効にできるはず)。【記者会見】コロナワクチン被害者遺族会結成報告。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/10/post-adeeb8.html

2022年10月11日 (火)
あるピアニストの不条理な死と新型コロナワクチン。イベルメクチンの治験結果。よい話が聴けたスペース座談会(シェディングの話、キャリー・マジェ博士の動画を連想させられた話)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/10/post-4f41f2.html

2022年9月15日 (木)
次々と立ち上がる医療従事者有志の会。オミクロン対応ワクチンに関する必見動画。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/09/post-4b288a.html

2022年9月 2日 (金)
東北有志医師の会からの警告「新型コロナワクチンをこれ以上接種してはいけません」。Google検索でまともに表示されるようになったイベルメクチン。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/09/post-aafce6.html

2022年8月24日 (水)
周辺に見るコロナ陽性者とワクチン被害者
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/08/post-514081.html

2022年7月 5日 (火)
ウイルス学者ロバート・マローン博士のサル痘についての専門的見解。イベルメクチンが効く感染症各種。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/07/post-9642aa.html

2022年7月 4日 (月)
サル痘、サル痘、言い出した!  米企業の開発した国内未承認薬「テコビリマット」より、日本が生んだ薬イベルメクチン、トラニラストを!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/07/post-d5f40d.html

2022年6月 3日 (金)
米国FLCCCの「ワクチン後遺症プロトコル」が公開されています
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/06/post-8cd3f3.html

2022年5月21日 (土)
コロナ禍においても、極めて冷静な某クリニックに出かけました。白血球数、肝機能正常、がんの兆候もなし。イベルメクチン最高!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/05/post-fe1654.html

2022年5月14日 (土)
狂犬病と核兵器、そして日米合同委員会
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/05/post-bba705.html

2022年5月11日 (水)
新型コロナはヘビ中毒で、レムデジビルはコブラの毒ですって? コロナパンデミックは宗教戦争ですって?
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/05/post-915317.html

2022年5月 8日 (日)
狂犬病とアビガン(ファビピラビル)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/05/post-b5f55e.html

2022年5月 8日 (日)
丸山ワクチンの現在
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/05/post-076111.html

2022年4月22日 (金)
ウクライナの核心的問題に迫る山口氏の動画(ブレジンスキーについて知っていますか?)。ノルマンディー上陸作戦記念式典で十字を切るプーチン大統領と「死の手」と呼ばれる核報復システム(都市伝説だといいですね)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/04/post-1694ca.html

2022年4月10日 (日)
イベルメクチンと丸山ワクチン、承認をめぐって厚労省の背後に存在するもの。ゲノム編集トマト問題。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/04/post-7582b8.html

2022年3月22日 (火)
ウクライナに関する岸防衛大臣の残念なリツイート。口がよく閉じない患者さん。池田利恵議員の渾身のご活躍。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/03/post-17f84f.html

2022年3月13日 (日)
イベルメクチンの研究を政府が支援→治験の延長。イベルメクチンによる抗がん作用を仲介するヒト細胞内標的分子が発見される。FDAがファイザーワクチンの猛毒ぶりをゲロった(データ初公開)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/03/post-c7b7ce.html

2022年2月20日 (日)
全国各地で立ち上がる、新型コロナワクチンに抗議する有志医師の会。杞憂で終わってほしいこと。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/02/post-598d4f.html

2022年2月13日 (日)
モンタニエ博士の急逝。世界では薄れてきたワクチン信仰、それなのに日本ではガンガン打っている理由。危険なロット番号。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/02/post-d3e0ba.html

2022年2月 4日 (金)
イベルメクチンについて、久しぶりにツイート
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/02/post-0c6d6f.html

2022年1月27日 (木)
イベルメクチンに関する端的な長尾先生の動画。初ヨドバシ・ドット・コム。『オズの魔法使い』のヴィジュアル注釈版に神智学の記述。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/01/post-125e66.html

2022年1月22日 (土)
腹痛が治ったと思ったら、地震! 「ワクチン後遺症にもイベルメクチンは効くの?」というタイトルの長尾先生の動画。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/01/post-f3d9a2.html

2022年1月 4日 (火)
元旦予定の食材を三日に使いました。NHKあさイチ「れんこんのバター蒸し」。ワールドヘルスサミットで衝撃的な発言「コロナワクチンはワクチンではなく細胞・遺伝子治療」。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2022/01/post-6e5afe.html

2021年12月27日 (月)
イベルメクチン関係の喜ばしい情報三つ
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/12/post-2038b3.html

2021年12月14日 (火)
大分トリニータ、天皇杯決勝戦進出。札付き巨大製薬会社ファイザー、アストラゼネカの10年前の行状。「ワイス博士の前世療法の問題点について、神秘主義的観点から考察する」を再公開。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/12/post-a4b3f7.html

2021年12月 6日 (月)
厚労省は、モデルナとファイザーの新型コロナウイルスワクチンで、重大な副反応「心筋炎」が起きていることをついに認めました
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/12/post-78ca99.html

2021年11月21日 (日)
イベルメクチンのおかげ(19日、起床時は風邪気味→3時間後に軽快→予定の循環器クリニックの受診を平熱で無事済ませる→夜、ウォーキング)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/11/post-43df48.html

2021年11月 7日 (日)
長尾たかし氏、どうか国会にカムバッ~ク! コロナ党・党首イベルメクオ氏による政見?放送(歌付き)。ファイザー社の不平等契約。おひつの手入れ。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/11/post-f339dd.html

2021年10月18日 (月)
高容量イベルメクチンの安全性について(2021年9月21日、FLCCC アライアンスの見解)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/10/post-9b33d5.html

2021年10月17日 (日)
ワクチン接種女性4割に脇下リンパ節の腫れ、2か月(聖路加国際病院研究チーム)。インフルワクチンにも?!  ホモサピエンス・ネアンデルターレンシスさん「リー・メリット博士:ワクチンを打って後悔している方へ(抄訳)」。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/10/post-b5c165.html

2021年10月14日 (木)
イベルメクチンについての画期的な見解(東京都医師会定例会見、2021年10月12日)
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/10/post-574a21.html

2021年10月 2日 (土)
非科学的で前近代的なワクチンパスポート、超過死亡、プリオン病。女友達からイベルメクチンについての情報を求められました(馬用イベルメクチンの話はフェイクです)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/10/post-f5a3c3.html

2021年9月25日 (土)
【拡散希望】JPSikaDoctor(鹿先生)のチャンネルがニコニコ動画でスタート!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-4b1fe1.html

2021年9月20日 (月)
9月に循環器クリニック受診(先生に、反ワクチン派から誹謗中傷の手紙が届いたとか)。反ワクチン団体を調べればきりがない。毛細血管レベルの血栓とDダイマー。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-dd3f6c.html

2021年9月16日 (木)
ワクチンパスポートなんて、ナンセンス以外の何ものでもありません。イベルメクチンの医学的安全性に関する専門家評価報告書。これにはびっくり、宇宙の遭難者?
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-01271f.html

2021年9月14日 (火)
9月に内科受診(イベルメクチンの服用を始めて3回目の血液検査)。高市議員に望むこと。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-80f048.html

2021年9月11日 (土)
改めて、反ワクチンとは何か? 妹には役立たなかったわたしの情報。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-1e7d68.html

2021年9月 9日 (木)
岡山大学病院でイベルメクチン療法の開始。ロックフェラーはどのようにして製薬業界の基盤を作り上げたのか、またビル・ゲイツの意外な経歴がわかる動画。対照的なイスラエルとルーマニア。イベルメクチンをめぐる個人的なこと二つ。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-6ab77b.html

2021年9月 2日 (木)
何のために酸化グラフェンがコロナワクチンに入れられ、どういった人々がその開発と実施のために連携してきたのか?
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-66eb62.html

2021年9月 1日 (水)
イベルメクチンを推奨する東京都医師会の会見動画が英訳され、全世界に拡散中。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/09/post-335b41.html

2021年8月28日 (土)
2021年3月5日の過去記事「ワクチン接種を迷っているかた、迷っていないかたも、必見の動画です!」に加筆しました
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/08/post-ba05ad.html

2021年8月26日 (木)
やや緊急性の高いお知らせ
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/08/post-30a333.html

2021年8月26日 (木)
ワクチンかイベルメクチンか、明暗分ける選択。イベルメクチンはワクチン接種者の後遺症にも有効との情報。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/08/post-1a9ba3.html

2021年8月24日 (火)
長尾先生の提言。レモンジンジャーライス(NHK「あさイチ」)、回鍋肉(キッコーマン)。ホテルショコラ。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/08/post-5e1f03.html

2021年8月 4日 (水)
中等症以下の新型コロナ患者を原則「自宅療養」へ。北里大学でイベルメクチンの治験。増えたイベルメクチン処方可能、オンライン対応病院。イベルメクチンの個人輸入代行サイト。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/08/post-52c5eb.html

2021年7月29日 (木)
東京オリンピックたけなわの裏側で進められている、若い人々へのワクチン接種
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/07/post-156e56.html

2021年7月20日 (火)
日本色がない無残な東京オリンピック、芥川賞、医学界(またもや鹿先生のYouTube動画が削除対象に)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/07/post-695635.html

2021年7月17日 (土)
7月12日は、イベルメクチン生みの親でいらっしゃる大村智博士のお誕生日だったとか。パスツール研究所がイベルメクチンの有効性を確認。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/07/post-a2b6bd.html

2021年7月12日 (月)
わたしにも届いたワクチン接種のお知らせ。YouTubeで削除された重要な動画「松田学のニュース解説 河野大臣”不妊はデマ”発言は本当か?”ワクチン&治療薬”最新情報」がニコニコで公開中。鹿先生がサブチャンネルを開設。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/07/post-d2fdba.html

2021年7月 3日 (土)
なぜイベルメクチンを試そうと思ったか。ハイタッチしていただいたような悦び。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/07/post-da067e.html

2021年7月 2日 (金)
反ワクチンについて調べています。必見動画「松田学のニュース解説 河野大臣”不妊はデマ”発言は本当か?”ワクチン&治療薬”最新情報」。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/07/post-1fe8f7.html

2021年7月 1日 (木)
(祝)興和の英断、イベルメクチンの新たな治験の開始!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/07/post-bff38b.html

2021年6月27日 (日)
中国ではイベルメクチンがどんどん使われている。ロンドンでフリーダムマーチ。周囲で起きたコロナワクチン有害事象。河野担当相の貧弱なワクチンに関する考えと鹿先生の優れた反駁。ピエール・コーリー博士、渾身の訴え。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/06/post-1dcd8f.html

2021年6月24日 (木)
太郎ちゃん、残念です。ゲイツ氏の陰謀(論ではなく、陰謀そのもの)。今後の航空事情はどうなるのやら。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/06/post-5d7872.html

2021年6月21日 (月)
ワクチン接種前に、動画『イベルメクチン - 世紀の犯罪「現実に多くの人々が死んでいるのです この薬を知らないという理由で」』をぜひ御視聴を!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/06/post-ba36cd.html

2021年6月13日 (日)
アマビエと大村博士。放置されたFLCCCの日本オリンピック委員会への提言。お医者様らしいかたとのツイッターでのイベルメクチンに関するやりとり。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/06/post-351946.html

2021年6月 9日 (水)
オンラインショップ「ジャップ」を起ち上げた人物がデザインした、オリンピックの表彰式衣装。ワクチンの正体がわかるニュース、イベルメクチンに関する期待したいニュース。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/06/post-b2c7be.html

2021年6月 6日 (日)
オリンピック選手にイベルメクチンは届くのか? アメリカ国立アレルギー・感染症研究所所長ファウチ氏の電子メールのやりとりが明らかになり、新型コロナウイルス人工説が再燃。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/06/post-c4850b.html

2021年5月27日 (木)
ストウブと仲良くなった卵焼き器。そして、やっぱり遺伝子ワクチンとイベルメクチンの話題。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/05/post-0dc13e.html

2021年5月25日 (火)
5月に循環器クリニック受診(自己責任でイベルメクチンの服用を始めてから初の胸部レントゲン、心電図)。新型コロナワクチンに関する異常なニュース。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/05/post-f3a975.html

2021年5月17日 (月)
久しぶりに娘と作った餃子。「あなごと牡蠣のぜいたく弁当」(あなご処城山本店さくら庵) 。夫の友人が送ってくださった励ましのお菓子。東京五輪を控えるアスリートがワクチンの副反応でボロボロに。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/05/post-523c58.html

2021年5月14日 (金)
風邪気味にイベルメクチン1錠服用→翌朝、風邪の兆候消える。イベルメクチンの服用法。ファイザーワクチンの妊婦への影響(鹿先生動画)。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/05/post-527787.html

2021年5月13日 (木)
5月に内科受診(自己責任でイベルメクチンの服用を始めてから、初の血液検査
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/05/post-b6b4f1.html

2021年4月28日 (水)
経団連の忌まわしい提案ワクチンパスポート。週刊新潮と読売のイベルメクチン上げ記事。妊婦に遺伝子ワクチン?! 医療機関からの副反応疑い報告一覧(2/17~4/18)からピックアップ。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/04/post-42158c.html

2021年4月23日 (金)
イベルメクチン服用2回目。パンデミックの次に来るのはエンデミック?
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/04/post-1e33ea.html

2021年4月19日 (月)
セロリスープ(E・レシピ)、カレーの話題。ワクチンに関するキッシンジャーの怖ろしい迷言。大阪市が心配です。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/04/post-b00f60.html

2021年4月17日 (土)
イベルメクチンを特例承認して、自宅・ホテル待機者に配布を!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/04/post-02b81d.html

2021年4月13日 (火)
日本でも、ファイザーワクチン接種によるギラン・バレー症候群の報告あり
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/04/post-9c4f37.html
 
2021年4月11日 (日)
イベルメクチンを服用して今日で5日。政府(特に公明党)はワクチン推進者ビル・ゲイツとズフズブ。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/04/post-ca4b79.html

2021年4月 7日 (水)
ストロメクトールジェネリック12mg(イベルメクチン)を――自己責任で――お試し服用中です
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/04/post-c13fa1.html

2021年3月27日 (土)
反ワクチンとは。イベルメクチンについての43頁の論文を閲覧中。遺伝子ワクチン接種後の死亡、2例目。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/03/post-6543b4.html

2021年3月24日 (水)
コロナ禍から世界を救うのは危険な遺伝子ワクチンか、人間にも動物にも優しいイベルメクチンか?
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/03/post-52bf02.html

2021年3月14日 (日)
3月の内科・整形外科受診。タミフルとアビガン。
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/03/post-929578.html

2021年3月 5日 (金)
ワクチン接種を迷っているかた、迷っていないかたも、必見の動画です!
https://elder.tea-nifty.com/blog/2021/03/post-14b940.html

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田中保善著『泣き虫軍医物語』に見る第二次世界大戦の諸相
2021/05/10
56分51秒
MAKI NAOTSUKA

動画説明欄から引用します。

№14 田中保善著『泣き虫軍医物語』に見る第二次世界大戦の諸相

標準語話者せいじの朗読による、直塚万季のエッセイ・評論シリーズ第 7 回です。

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109 田中保善著『泣き虫軍医物語』に見る第二次世界大戦の諸相

執筆者: 直塚万季
公開中のブログ: はてなブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」
ハンドルネーム: マダムN
公開日: 2021年02月17日
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動画作成に使用したソフト
 ・ナレーションソフト『かんたん!AITalk®3 5話者パック(標準語)』株式会社エーアイ(AI)

お借りした素材(ありがとうございます!)
 ・フリー音楽素材 H/MIX GALLERY(管理者: 秋山裕和) http://www.hmix.net/​
 ・甘茶の音楽工房 http://amachamusic.chagasi.com/
 ・フリー画像素材 Pixabay https://pixabay.com/ja/​
 ・写真素材 足成 http://www.ashinari.com/ 
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初出=「第164回芥川賞受賞作品、宇佐見りん「推し、燃ゆ」を読んで」『マダムNの覚書』。2021年3月29日 (月)20:18、URL: https://elder.tea-nifty.com/blog/cat23116495/index.html

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この作品には、語り手を選択する時点での問題がある。呆れたことに、このことを指摘した選考委員はいない。

発達障害のある若い女性「あかり」が、一人称の語り手として設定されている。ここに無理がありはしないだろうか。

あかりに発達障害があると作中で明記されているわけではないのだが、高校中退に至る経緯や、「働け、働けって。できないんだよ。病院で言われたの、知らないの。あたし普通じゃないんだよ」といった言葉などから、そのように推測できる。

わたしは作者が発達障害の持ち主ではないことを前提として話を進めるが、その場合、発達障害を持つ人物になりきるための困難さが伴う。

それを克服しながら創作を進めたとしても、書く内容にかなりの制限が加わってくることが予測できる。従って、発達障害のある人物を語り手とするには創作技法上のリスクが高いように思われるのだ。

発達障害は人によって症状は様々であり、個人差が大きいようだが、たまたま、娘の前職場での相棒――同僚――が発達障害の持ち主で、対応に苦慮していた娘から彼女の話をよく聞かされたため、わたしは期せずして発達障害の特徴を学習したのであった。

娘が当時、勤務していた病院にわたしは通院しており、その発達障害の若い20代の女性と接したことが何度かあるため、描写することはできる。発達障害を、ではなく、発達障害を抱えた彼女という人を描写することはできる。

これが家族とか友人であれば、当人が気づかない部分を克明に描写することも可能となってくるだろう。

そのような視点で――家族や友人、あるいは作者自らを語り手として――描くほうが主人公あかりを純文学的に深く扱えるのではないだろうか。

あかりに合わせた工夫なのか、雑然とした汚い――といっては語弊があろうが――文章がだらだらと続く中に、作者本来の文章かと思わせるカラーの異なる文章が混じるという違和感も、語り手の選択によってはなくすことが可能である。

純文学小説の持ち味である、文章の冴えを発揮するためにも、語り手の選択には慎重さが要求されるはずだ。

「原級留置」と言われた高校からの帰途で、あかりと母親は「実際には泣かなかったものの、二人とも泣き疲れたような顔をして歩いた」。落胆ぶりが鮮やかに表現されている。このような冴えた表現、彫琢した文章で作品を埋め尽くしてほしいものである。

「作者が発達障害の持ち主でない前提として話を進める」と冒頭で断ったのは、斑のある文章から作者があかりになりきれていないことが感じとれ、作者にはそうした障害はないに違いないと確信したためである。

尤も、作者本来の文章と思った部分に編集者の手が加わっていたとしたら、話は違ってくる。というのも、自身が発達障害であることを公表している小説家もおられるからである。まあ、インタビューからすると、完全な創作であるようだ。

病院勤めとなる以前には書店員だった娘がいうには、発達障害のある人物が登場するライトノベルは多いそうで、一種のブームを形成したという。

あかりは地下アイドルに夢中になっている。ここでも娘に教わった。地下アイドルとは、マイナーなアイドルのことらしい。作中では、友人成美の言葉を借りて、「触れ合えない地上より触れ合える地下」と解説されている。

娘の仕事上の相棒には、ほとんど崇拝といっていいような想いを向けている同性の友人がいた。元々彼女は美しい人が、あたかも美の象徴と捉えているかのように好きであり、美しい人には至極優しく接するという。そこに、同性愛――肉欲的――色彩はおそらくない。

観念的というか、精神至上主義的といえばいいのか、自身の気高い部分を託した存在とでもいうべきか。小学校高学年から精々中学1年くらいまでは、わたしにもそうした部分があった。

そのときとおそらくは同じで部分でわたしは、お亡くなりになった神智学の先生をご存命中と同じく敬愛し、霊感的に察知する萬子媛にもまた同様の想いがあるが、このかたがたは指針であり、理想像ではあるにしても、同じ女性としての経験から理想化もほどほどといった手加減が加わっているのである。

自分がなくしたものを彼女は思い出させてくれる。俗にいうなら、彼女は年齢より幼い印象を抱かせる。

病院の某科受付で彼女に接したとき、彼女のこうした精神傾向を垣間見た気がする。

初めて彼女に接し、娘がお世話になっている旨挨拶したとき、流し目でこちらを窺ってきた。「家政婦は見た!」というドラマを連想させるような、若い華奢な女性から勢い、おばさん臭さ、詮索臭さが匂って、それはそれは強烈な印象だった。

事務処理が済むのを――このときは娘が担当――受付で待っていると、ふと視線を感じた。彼女が離れたところからこちらをまっすぐに見ていた。

澄んだ、意志的なまなざしだった。一点の曇りも交えず、観察されていたに違いない。目が逸らされるまでのほんの一瞬のことだった。崇拝する女友達にはこの鉄壁な守りが花弁のようにほころびるのだろう。

わたしは『詩人の死』という日記体の短編小説を書いたことがある。障害を抱えた人の中にはこのような、ハッとさせられるまなざしを持つ人がいて、わたしが作品の中で詩人と呼んだ女性もそうだった。

健常人にはない類いの凝縮力、集中力、何か透徹した意識の存在が娘の仕事上の相棒と共通している。信頼できる、全身全霊を捧げ得る人を、彼女たちは血眼になって探してきたのだろう。

あかりのアイドルに対する想いには、そこまでのものはなく、もっとずっと俗っぽい感じを受ける。

わたしは娘の仕事上の相棒の内面世界に物書きとしての興味を持った。しかし、彼女は仕事上の相棒を次々と追い出す強者であり、一緒に取り組んだ「傾向と対策」のお陰か、あの病院で娘が彼女と最長期間を過ごした相棒となった。

一日でやめた人があり、「やめてほしい」と彼女に懇願した人があり、体調を崩してやめた人があり、といった具合だったのだ。契約期間が切れるころに転職先が見つかればいいと思っていた娘も結果的に――たまたま正社員の口があったからではあるが――、転職が早まったといえる。

感情の制御が効かないところがあって、そのとき彼女は小さな怪獣のようであるという。受付に気に入らない患者が来たあとは、紙をいつまでも切り刻んでいたり、ボールペンをノートに力任せに突き立てたり、汚い言葉を吐いたり、とめどなく自分のことをしゃべり続けたり………しかし、それは二人きりのときだけで、全く制御が効かないわけではないようだ。

一種の八つ当たりといえるのかもしれない。

受付の向こうでパソコンに向かっている彼女は背中がリラックスしていて、幸福そうに見えた。娘に、彼女は事務仕事が好きではないかと訊くと、得意だという。

一方的なことかもしれないが、受付の近くにいた間、わたしには彼女の感情がインスピレーションとしてよく伝わってきたのである。濁りのない意識、子供のように直情的だが、それこそが障害から来たものなのかもしれない。

前述したように、わたしは娘の仕事上の相棒の内面世界に物書きとしての興味を持ったが、小説「推し、燃ゆ」の語り手あかりには何の興味も持てなかった。

あかりという人物の輪郭がはっきりしない。作者に、それくらいの文章力しかないということである。

地下アイドルが引退するからといって、自分も「推し」(いわゆる、追っかけ)を卒業しなければならないと思うところに、わたしは異議がある。

選考委員の一人、吉田修一氏の「そもそも推しに依存して生きる人生の何がいけないのか、わからない」という言葉に同感である。

あかりにとって、「推し」に値するアイドルは、あくまで、「触れ合えそう」な存在でなければいけないということだろうか。娘の解説では「推し」には、地下アイドルを有名アイドルに育てる期待感も伴うものらしい。

いずれにせよ、あかりが執着した地下アイドルの描写はそれほど多いわけではなく、表現も陳腐で、あかり自身のことが雑な文章で延々と語られる部分が作品の大半を占めるため、読了するのが苦痛だった。

世慣れたおばさんが、趣味で――頭の中の整理がつかないまま――書いた小説のようだ。若い人の作品にしばしば秘められている、年寄りをときめかせるものがここにはなかった。

純文学的発見のないところに、純文学的収穫はなく、当作品を純文学小説と呼べるのか、わたしには甚だ疑問である。芥川賞は完全に村のイベントと化した。
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拙はてなブログ「マダムNの神秘主義的エッセー」で連載していた、「トルストイ『戦争と平和』に描かれた、フリーメーソンがイルミナティに侵食される過程」が完結しました。
そのうち当ブログに転載したいと思っていますが、とりあえず、リンクを張っておきます。
目次 

    ① 映画にはない、主人公ピエールがフリーメーソンになる場面(80
    ② ロシア・フリーメーソンを描いたトルストイ(81
    ③ 18世紀のロシア思想界を魅了したバラ十字思想(82
    ④ フリーメーソンとなったピエールがイルミナティに染まる過程(83
    ⑤ イルミナティ創立者ヴァイスハウプトのこけおどしの哲学講義(104
    ⑥ テロ組織の原理原則となったイルミナティ思想が行き着く精神世界(105
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